読書

2021年02月21日

読書感想『最高の休息法』

YouTubeのライフハック系動画の視聴にハマっていた自分が、睡眠、食事、運動に続いてよく見たのが瞑想。 

しばらくの間、睡眠との違いがわからなかったが、今では"意識的な脳の休息"と理解している。 

本書では意識的な脳の休息が心の安定となり、日々の生活や仕事を良い方向に進展させるられるよう、ケーススタディを小説で紹介している。

 IT革命以降、情報量の増加や技術の進展、過剰な競争が、鬱病増加の原因になっているのは明らかで、休息に科学的メソッドを入れ、動きながら休むというアプローチが最適解なのかに疑問は残る。


fhiyoshi at 12:52|PermalinkComments(0)

2021年01月31日

読書感想『現代アート、超入門!』

マコなり社長の推薦で読んだ新書。

一言で言えば「自由に鑑賞すれば良い」と理解した。
ただそれは「Don't think feel.」ではなく謎解きであり、
歴史的背景やアート史上の位置づけまでを含む、極めて知的な営みだった。
作家と鑑賞者の対話を前提とした
コミュニケーションツールかもしれないとさえ思った。
だが個人的には
「つまらないものはつまらない」
「わからないものはわからない」
が正しいと考える。
現時点の自分の感想は一つの真実だし
「何かの謎掛けだな」と感じても過剰に歩み寄る必要はない。
コミュニケーションは双方向のものだから。



fhiyoshi at 18:38|PermalinkComments(0)

2021年01月30日

読書感想『アルケミスト』

本要約系YouTuberぺそさん(ハック大学)の薦めで知り、
角川書店のAnniversary Edition(25周年記念特装版)を買い、
本編外のメッセージやQ&Aを含めて読んだ。

予兆と実現を繰り返して物語が進む展開は、
宮城谷昌光の古代中国を舞台にした
歴史小説に何処となく通じるものがある気がした。
チープな表現になるがそのアラビア、イスラム版といった感想。

追い求めていた宝が、物理的なものか、
精神的な悟りか、オチを知りたくて
最後まで夢中で読み切ってしまった。

構成自体はシンプルだが、細かい心理描写が巧みで、
ブラジル人作家(パウロ・コエーリョ)の
手によるものと知った時はかなり意外だった。

偏見に囚われず、自由な視点で
世の真理や本質を追求しようと考えていた自分には
ジャストフィットの作品だった。

以下、気に入った箇所の引用。

・彼のやり方は僕とは同じではなく、僕のやり方は、彼のやり方と同じではない。 でも僕たちは二人とも、自分の運命を探究しているのだ。 だからそのことで僕は彼を尊敬している

・人は、自分の必要と希望を満たす能力さえあれば、未知を恐れることはない。
自分の人生と世界の歴史が、同じ者の手によって書かれていると知った時、そんな恐れは消えてしまう

・人生は運命を追求するものにとっては、本当に寛大だ


<2014/03/30 偶然リツイートしていた箇所>
(傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりも辛いものだと、おまえの心に言ってやるがよい。)
・夢を追求している時は、心は決して傷つかない。

<2014/03/21 偶然リツイートしていた箇所>
・船は港にいる時、最も安全であるが、 それは、船が作られた目的ではない。

以上




fhiyoshi at 14:44|PermalinkComments(0)

2020年12月06日

読書感想『ライオンのおやつ』

あの世とこの世、過去と現在を往き来して主人公以外の人生にも触れる。
主人公が他界した後、そこまでの登場人物の視点で物語のエピローグが展開され、すべての伏線が回収される。
比較的若い年齢の女性が主人公、
主人公以外の登場人物の視点、
過去と未来といった点で
『流浪の月』とも似ていたけど、
こちらの方が話が脇道に逸れず、よりまとまっていたと思う。

ただ、美しい景色に関する描写や、個性的な登場人物が出番を待っていたとばかりに出てくる展開が、映画向きと思える反面、ちょっと甘く感じて個人的な好みからは離れてしまった。

自分はどんなエンディングを迎えたいのか、ちゃんと考えて日々を生きようと思えた。


fhiyoshi at 10:54|PermalinkComments(0)

2020年11月29日

読書感想『40歳を過ぎたら、働き方を変えなさい』

東レの取締役を経て、
内閣府の男女共同参画会議議員、
大阪大学客員教授などの公職を歴任、
「ワークライフバランス」のシンボル的存在という
佐々木常夫さんの著書をあらためて読んだ。

残業削減という結果だけが求められる
無策の働き方改革に苦しむ人に光明を与える、
「略す」という発想。 
「より少なく、しかしより良く」という 
エッセンシャル思考の日本版という感じ。

 具体的な経験に基づく見識が多く示されていたが 
エッセンスは
・「忍耐」より「ゲーム感覚」で働け
 ・現場の仕事は略せ 
・「年頭所管」を書いてみなさい 
・重要な仕事は全体の「2割」 
あたりかと思う。

 また著者の講演を生で聴講したことがあるが 
「自己投資の習慣が出世の秘訣」というのと 
「仕事は予測のゲーム」と言っていたのが記憶に残る。


fhiyoshi at 04:07|PermalinkComments(0)